じぶんたちの思いで、じぶんたちの手で

民主党政権時代に「新しい公共」という
ひとつの概念が生まれました。
ご記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。

わたしは民主党支持ではありませんでしたが
この言葉については結構気に入っていました。

少子高齢社会に突入した社会で
問題解決を政府が図るには重すぎる悩み、
それが財源の制約でした。

コンクリートから人へ、とぶち上げたあの時、
人が働く現場には確かに課題がありました。
(そして今もあります)

介護分野で働く人が低賃金・重労働で集まらない。
少子化による年金制度の破たんの予測。
公務員給与がデフレ下の社会で比較的高額になった。

そういった課題をひっくるめて、
これまでと同じやり方では解決できないことだから
みんなで「公共」を考え直してもらい、
それを突破口として、
公共という言葉が行政を指すだけではなくし、
一般住民の方々にも公共性を共有していただき
みんなで社会問題の解決にあたろう。

それが「新しい公共」でした。

私の友人・知人のなかでも勢いのある若手の方が
この旗の元にあつまり、
さまざまな勉強会グループを立ち上げて
これからの未来について
直接に、あるいはオンラインで、
語り合ってきました

公共は行政が担うものだ、という意識は
そこに集まった人たちには全く感じられませんでした

じぶんたちの思いで、じぶんたちの手で
新しい未来を切り開いていくんだ、という
熱意に満ち溢れていました。

「新しい公共」

このことばを理解した、行政関係者や社会活動家には
間違いなく、大きな影響を与えたと思います。

しかしながら、民主党そのものについては
最初から冷めた目線で見ていました。

民主党マニフェストで
「コンクリートから人へ」
という方針を打ち出したからです

矛盾だらけのマニフェストで
あきらかな失策でした。

事業仕分けで予算をカットし、人のために使う。
そうはいっても財源がなくて手当しきれない程の額です。

介護の現場で働く人たちが低賃金だ、という問題は
事業仕分けで経費を浮かせても捻出しきれません

過疎化や市街地の空洞化など、
地方都市の活性化のために、という
地方議会からの要請に政権与党は答える必要があります

織田信長の時代から、
道路が通らなければ
人も企業もつながることができず
賑わいは生まれてこないのです

公務員給与のカットをうち出していましたが、
そもそも旧社会党系の公務員労働組合に
民主党は支援されているのに、
給与削減などできるわけがありません。

ですが、小沢一郎にまとめられた民主党は
「政権交代」をスローガンとして
矛盾したマニフェストを修正できないまま
政権を奪取しました

そのあとのことは皆さんご承知の通り、
自民党政治の延長線上であることを否定したい
グループによって小沢バッシングが展開され
政権奪取した立役者であるにも関わらず
小沢一郎は追い出されました。

そして発生した東日本大震災。

防潮堤対策を渋ったことで被害が膨らんだとか
いろいろな理由を後付けで与えられましたが

わたしが感じるのは、災害から気持ちを切り替えたい、
そんな国民の願いが自民党への揺り戻しだったと思います。

民主・共産の反原発運動共闘で、民主党は終焉を迎えました
そして「新しい公共」もいっしょに終わりました

しかしながら、ここで提示された価値観は
市民協働や小規模多機能自治、ファシリテーションなど
立場を越えて、行政と住民が対話をする
そんな新しい取り組みを生み出す基になりました

いまの北名古屋市にも、市民協働として
新しい芽が生えてきています

これからの、未来に向けて。

わたしたちでいっしょに考えていきませんか?

ーーー

トーク@カフェ

最近、桂川が何を考えているのか?
これからこの北名古屋市をどうしたいと思っているのか?
市長選挙はだれを応援しているんだ?
それはなぜなんだ?

ざっくばらんに皆さんとお話ししたいと思います

 

期間
3月21日~4月14日(火曜日定休)

時間
12:00~13:30

場所
アフレキッチン
徳重名古屋芸大駅西口から徒歩10秒

 

お昼のひとときに、どうぞ足をお運びください。

 

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