温故知新の1年。

2015年の1年は議員として活動ポジションを無所属から市政クラブに変わり、しかもその市政クラブの役職を預かるということで大きな変化があった1年でした。

市政クラブの役員としてこの1年の取り組み目標とした「これまでの取り組みの検証」について、市政クラブの会員の皆さんに、なぜ「検証」を必要としているのか、という自分の思いをちゃんと伝えることができるか、取り組むべきであるということを理解していただけるかが、わたしの課題でした。いま2015年を振り返ると、そのメッセージを受け止めていただいた市政クラブの先輩議員によって質疑が行われたことは大変うれしいことです。まだ役職が4か月残っています。この期間には予算に対する会派要望に対する行政からの回答もでることから、もう一仕事残されています。これについて、できるかぎり定量的な評価を行ってみるつもりです。

北名古屋市での政治活動については、平和安全シンポジウムという大舞台での報告発表をさせていただきました。会場にご参加くださいました皆様からは後日たいへん良い評価をいただきました。お気遣いくださった先輩議員に大変感謝しています。また市政クラブとしての市内街頭活動などを通じ、先輩議員から市内の様々な歴史を学ばせていただき、机上の理論では通じない地域社会の実情も少し知ることができました。

また自分自身も地域活動をこれから支えていく世代のひとりとして、地元町内会で初めて会計という実務的役員として携わりました。わたしにとってはたいへん良い経験になりました。地域活動への現役世代の参加は本当に歓迎されているということと(60代以上の方々ばかりですから!)、表の役職は男性ばかりだけれど主婦の力によって支えられていることを実感しました。

こうした活動のすべてが「温故知新」。
これまでの「村社会」のイメージを「窮屈で、古臭い」と頭ごなしに否定することなく、人口が急増して社会構造が著しく都市化したこのまちに「安心感」を育んでいきたい。

いまこうした地域活動を支えているのはまさに根っからの地元生まれの世代が中心ですが、もう定年退職を迎えられた団塊の世代の方々の多くが参加してくださって成り立っています。
よそ者として対立した話はもうそろそろ過去のものになろうとしています。
団塊Jrの世代、2000年以降生まれ、さらには「北名古屋市」に生まれた世代にとって、北名古屋市が「住んでよかった」「将来、こどもを育てたい」「北名古屋というまちが、私を育ててくれた」と思われる、人の成長の土台となるような街として発展させていきたいというのが私の思いです。

北名古屋市が住民の方々にとってより良い街に発展するための将来ビジョン。皆さんとこれからじっくり育てていきたいと考えています。

新年に記す。

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