初めての北名古屋市議会報告会を終えて

北名古屋市議会初めての議会報告会を終えました。

自分は報告者ではありませんでしたが、会場からの質疑に対しては同じ委員会の仲間としてサポートすることを強く意識して着座していました。

それはこの議会報告会を経験することで、議会全体の空気感が、市民の方々の期待に沿うかたちに、より良く変わるのではないか、という個人的な期待からです。

私の所属委員会である総務常任委員会では、視察行程の隙間時間にリハーサルができました。

その時に総務常任委員会の報告者全員が、市民の方にわかりやすくお伝えしよう、という積極的姿勢であり、大変良かったと自画自賛しておりました。

しかしながら、各項目の内容は口頭説明でありましたので、会場の皆様のお顔を拝しておりますと、???となっていらっしゃるご様子が伺われました。

せっかくご参加くださいました皆さんに、もっとわかりやすくお伝えできる方法や内容を探らねばならないと痛切に感じております。

特に、議会では通常、手持ち資料に基づく説明となるため、文語表現が使われます。

例えば「予期」という表現。

日常会話では「予測」「予想」「想定」といった言葉を使われています。

馴染みの無い表現ではなく、聞き手の市民の方々が受け取りやすい言葉選びをし、そのための原稿をキチンと用意しておかねばならないと思いました。

例えば、同じように口頭だけであるラジオのニュースは、聞き手にとって非常に分かりやすいように語られると思います。

また私は報告会を通じ、議会は議員個人の活動ではなく、議員全員の合議体であることが、より強く印象づけられました。

そして合議体だからこそ、議員間に期待される役割り、議員定数というものを論じることができます。

冒頭、議長の挨拶で議員定数については、行政改革の視点である、というようなお言葉がありました。

しかし今日の議会報告会を踏まえての私の意見は、議員定数削減は行政改革に非ず、ということです。

地方自治法にあるように、行政は最小の費用で最大の効果を求められていますが、その検証は実質上、不可能です。

なぜなら社会は変化し続けており、その時に最適と思われた仕組みが、将来に最適とはなり得ないからです。

そのことから、議会の役割りとは、永遠に続く幸福発展の追求であると言えます。

だからこそ、議員定数問題を、行政コストに矮小化して、ただ削減してしまう今の時勢はこの北名古屋市に相応しいものにはならないと考えています。

議員・議会の在り方を問い直すところから始めるのが本筋であったとの思いは変わりません。

私の思い描く議会とは、

1.議員それぞれの個性と長所の発揮

2.議員全員が同じ水準で内容説明ができなければならない、最低限の理解度の底上げのための研修

3.会派を超えて、北名古屋市民のために、議員相互が尊重し合える良い緊張感

この3点を持つことができるようになることが、議会改革の要ではないでしょうか。

報告会で意見された市民の方の目線は、優しく、かつ公平であったと感じています。

だからこそ皆様のご指摘を真摯に受け止めることができます。またそれによって自分自身が議員として在りたいと願っています。

いずれにしても、今日の北名古屋市議会報告会は初めての取り組みで、至らない点もあったかと思いますが、文字通りの不断の努力で、改善・向上に務めて参りたいと思います。

また個人的には、報告者による資料の配布があっても良かったのではないかと思っております。
他にも皆様のご意見など、ぜひぜひお聞かせいただきたくお願い申しあげ、本日の反省とさせていただきます。

ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!

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