みらいへと目を向けて

2012年、スタート直後にWebsiteが失われました。ディスク障害のためにデータの取り出しもできず、容量も大きかったことからデータのバックアップも無いままの状態で、さすがに呆然としました。

それからあっという間に2ヶ月、ようやく形だけでも復活させることができました。いろんな思いを込めて書いてきた文が失われたことは痛いですが、しかたがないと思って再スタートを切ることにし、Websiteのコンセプトを見直し、再構築を始めました。それと同時に議員としての活動だけでなく、個人活動も多方面に幅を広げることにいたしました。

ひとつは「みらいコラボ」という事業です。まだこちらのほうはWebサイトの準備ができていませんがコンセプトは決めました。

これまでにも市に対しては産業政策などからの事業者支援を求めてまいりました。しかしそれだけでなく、これまでに多くの方と交流させていただいたご縁を大切に、この地域の中小企業の活性化につながることをしよう、ということです。中小企業単独ではなかなか難しい本業でない部門の支援です。たとえばITインターネットの情報システムの活用、地域内のマーケティング、ビジネスマッチング支援、といったことです。

もうひとつは、日本の「市議会業界」のよくわからん慣例を変えていくことです。

日本の地方自治制度では、市議になってから「何をするのか?」という目標設定は議員になった人に完全にお任せになっています。それなりに高い報酬をいただきながら、ノルマが無い、という点では気軽な身分がこれまでの議員の姿でした。サボろうとすればどこまででもサボれてしまう、これが問題点です。また、議員活動をするために必要なスキルの開発がなされていませんでした。ひどいケースでは、地方行政の組織・指揮命令がどのように構成されているのかの概要すらつかめていない、そんな発言に会場内の全員が苦笑するしかなかったこともあります。

議員になってから、何をするべきか。自分自身の目標設定がもっとも大事です。しかしそれだけではなく、組織として狙いたい成果をあげるためのパフォーマンス(指標)があってもいい。市の重要な問題点の共有が議会全員で明確に出来さえすれば、指標によるチェックは可能なはずです。実際にフィリピンの地方議会では地域の問題点をどのように解決していくのか、議員当選直後にその目標設定をさせるための研修があります。また多くの自治体の議会の定数は9人でしたが、十分に議論が成立していました。議会は自治会の代表者会ではない、ということをまざまざと見せ付けられました。

この経験から、現況の日本の市議会の運営制度は、非効率的であると批判せざると得ないものだと考えています。

さて、ここで多くの市民の皆様からのご意見を頂戴すべく、この平成24年3月に開催される定例会の議案等については、このWebサイトを通じて公開してまいります。議案上程される3月2日以降に公開させていただきますので、よろしくお願いいたします。

これからもWebsiteとTwitter/Facebookを通じての交流、よろしくお願いいたします!

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