英語に限らず、良い授業の実施には、教員と児童生徒との信頼関係の構築が必要不可欠である。派遣委託化によって外国語指導助手の待遇が周辺市町並に低下することで、人材は流動化しALTが次々と入れ替わるようになる。それにより児童生徒との信頼関係どころか名前も分からない状況が想定される。働き手のALTの質が英語教育の質の低下に繋がるだけでなく、どんどん入れ替わることは学校現場の超多忙な先生方にとっても阿吽の呼吸でできないことが増え、現在以上の負担となる。
ALTが担ってきた役割りを軽視し、ただコストとして人を見て、人事管理の手間を外注しようとするのは悪手に見える。このような機運が行政内部に生じていることは、組織のマネジメントの危機である。行財政改革という言葉を経営の軸に使うことの最たる害である。
詳しくは後日、議事録に掲載されるのでご覧ください
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