2025年10月4日、市民と議員の意見交換会を開催し、多くの市民の皆様にご参加いただきました。老若男女が入り混じったテーブルでは、開始前の自己紹介から大変盛り上がり、活気あふれる会となりました。
ワークショップとディスカッションを通じ、「どんなことに困っているのか」「どんな未来に期待を寄せているのか」が明確になり、市民の皆様が望む北名古屋市の未来像を具体的にイメージすることができました。
運営責任者から一委員へ。全集中できた対話の場
前回は運営側の責任者であったため、ワークショップに集中することが叶いませんでしたが、今回は広報広聴委員会の一委員として、参加することに全集中で臨むことができました。
今日、自分にとって、議員活動の糧となる大変に良い機会と、大きな学びがありました。備忘録も兼ねて、その二つの気づきを記しておきたいと思います。
1. モヤモヤが晴れ、活動の「軸」が定まった瞬間
一つ目の気づきは、市民の議論を通じて、北名古屋市が目指す未来像の「輪郭」が浮かび上がったことです。
私自身も生活者のひとりとして日々感じている思いが、これまでご縁のなかった市民の方々との議論を通じて深まりました。もちろん、議員として普段からお付き合いのある住民の方々の願いは伺っています。しかし、それは統計的に見ると偏りがあるのではないか、というモヤモヤも抱えていました。
今回、市民の皆様の率直な思いに触れたことで、これまでのモヤモヤが晴れ、「もうひとつの輪郭」が与えられました。これからの議員活動において、提言や政策を考える上での「意識の軸」となる、極めて重要な瞬間でした。
2. 「未来」から語り合える対話の価値
もう一つは、ワイワイ楽しく語り合える対話の場の価値です。
お酒の席でなくても、みんなで楽しめました。始まる前は「時間が長い」と感じた方もいたかもしれませんが、終わってみればあっという間。まちづくり活動はやはりこうでなければと実感しました。ギスギスした雰囲気では、内面的な価値観や自由な思いを伝えることはできません。
未来は「実現したい未来像」を出発点として始まる
議会では「カネ(予算)」から議論が始まるのは仕組み上仕方ない部分もありますが、「どんな未来を作りたいか?」という対話こそが何より大事です。市民と一緒に、カネや責任といった「事実からの積み上げ」から一旦離れ、自由闊達に対話することに大きな価値があります。
その価値観をもって政策を立案し、そこから生まれた事業のカネ(予算)の話をするべきです。残念ながら、昨今はここが逆転しているケースが多すぎるかもしれません。
結びと感謝
最後になりますが、本日ご参加いただいた皆様、そして特に同じテーブルで熱心に語り合ってくださった皆様に、この場を借りて心よりお礼申し上げます。
また、ファシリテーターとして会を円滑に進めてくださった樋口さんにも深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました😊
今回の貴重な学びを、これからの議員活動や提言にしっかりと活かしていきます。
P.S.
アイスブレイクの「オリンピックの5つの円のカラーを当てる」クイズでは、チームの皆さんのするどい勘の結集で、5色全問正解という快挙を達成しました!たぶん、この色の並びはもう一生忘れません。記憶に残るアイスブレイクでした(笑)
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