システムの評価とセキュリティー対策

タブレット試行期間中にはペーパーレス化だけでなく、A4サイズ資料が読みやすいか、画面サイズの確認、可搬性、通信方式、そしてグループウェアの利用などについて評価を行いました。

特に情報共有を行うにあたって、情報漏洩への対策は重視されました。議案等は公開原則の情報であり漏洩は問題ないけれども、タブレットの活用と多目的化のために情報漏洩対策は必要でした。この点でタブレット端末はサンドボックス化されたiOSを採用しました。製品のサポート期間が長いことも利点です。

また不適切なコンテンツの閲覧やフィッシング対策のためWebには通信フィルターを施してログを取ること、遠隔操作できる端末管理システムを導入することとしました。

デジタルデバイス活用のための課題

議会のタブレット端末を市当局の情報セキュリティポリシーにそのまま当てはめると端末持ち出しの管理規定に抵触するため、議会タブレットは別のポリシーにて管理することとしました。具体的には「端末使用基準」を作成しています。

この基準策定にあたって、二つの課題が見つかりました。ひとつは「議会タブレットの私的利用」の可否、もうひとつが「私物端末の業務利用」です。

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