北名古屋市の国際交流というと、遊びイベントになっていますが、本当にやらなければならないのは「英語教育」ともっと海外にでていく「機会を提供」することです。
英語教育は世界にでていくために必須の教育です。しかし教育手段は変化が必要です。これまでの受験英語の弊害は「知っているけれど使えない英語」を日本中に蔓延させたことでした。先生方はたいへんです。これまでの教え方から変化してかなければなりません。でもやっぱり「間違えても良い」から「自分を表現する」ための語学教育を進め、生徒は「使える英語」を身につけることを学校に期待しています。
また、若い世代の人たちには海外での生活を肌身で感じてもらいたいと思っています。なにしろ経済成長の原動力となったのは、海外でトンでもない艱難辛苦を乗り越えてきた戦中・戦後世代があったからです。彼らに支えられて極まった経済力が、バブル以降の世代、縮こまってしまったのではないでしょうか。
これを好転させ、またジリ貧の国際関係から日本が抜け出すためにも、諸外国と対等に渡り合えるタフなネゴシエーターがたくさん育つことが必要です。海外で生活しているだけでもいろんなトラブルがありますから、1年も海外で暮らしていたら、良い経験になり、人間がひとまわり大きく成長することでしょう。
わたしもこれまでに個人的なツテでの海外視察や交流をつづけてきました。海外旅行ばっかりとの批難を浴びましたが、観光・娯楽の旅行には興味ありません。情報と経済がグローバル化している現代社会にあって、いまの日本の先行きに対する危機感を感じているからこそ、Think globally, Act locally. 海外にも視線を向け、地域で活動することを実践してきたのです。
若手が育つ仕掛けを、どんどん世の中に作っていきましょう!
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