令和8年度・坂巻町内会長に就きます

「義務」のバトンを、地域の「価値」へ。8年ぶり2度目の町内会会長の目標。

地域の皆様、こんにちは。令和8年度より坂巻町内会長を務めさせていただくことになりました。
まずは、正直なお話をさせてください。
私がこの大役を引き受けるにあたって、目にしたのは「地域の限界」でした。
「役員のなり手がいない」「高齢化で組が回らない」「今のやり方ではもう無理だ」。そんな悲鳴のような声が、あちこちから聞こえてきました。
今の町内会は、まるで「終わりのない義務」のバトンの押し付け合いのようになっています。
昭和の時代にやってきたことを形式上そのまま引き継いできた前例主義が、忙しい現役世代を遠ざけ、真面目な高齢者の方々を疲れさせてしまいました。


私は、この令和8年度を、町内会の「リフォーム」ではなく、「再起動(リブート)」の年にしたいと考えています。

「ゼロベース」で町内会を再起動

私が掲げる目標はシンプルです。
「町内会に関わることで、損をさせない。むしろ、あなたの人生にプラスの価値を届ける」
ということです。

そのために、これまでの当たり前をゼロから見直します。

どんなことを考えてリブートのためにどんな活動をしているか、みなさんにも適時にお知らせしていくつもりです。

まず初めにすることが現場分析のアセスメントです。各組の状況、町内会で最近起きたさまざまな問題、過去にやってきた取り組みの歴史、地域のためにさまざまな経験を活かして頑張ってくれている人、などなど町内会の状況をできるだけつぶさに調べて明らかにします。

その次に持続可能な町内会のあり方について検討します。今のところアセスメントも何もしてないのでイメージからざっくりとした方向性として次のように考えてますが、具体化までにはまだまだいろんな人とのご意見を伺いながら紆余曲折して進めることになるので、全く違ったやり方になるかもしれません。

    • 「役員」をなくし、「タスク」で繋がる:
      一年中重い責任を負う「役員」という仕組みを、できるだけ減らしていきます。「15分だけ手伝えること」「自分の得意なITスキルを活かせること」。そんな小さな貢献(マイクロ・タスク)を積み重ねて、地域を守る仕組みを作ります。
    • 時間は奪わず、価値を作る:
      非効率な会議やアナログな作業は、徹底的にデジタル化し、スリムにします。皆さんの貴重な時間は、義務のためではなく、楽しみのために使ってほしいからです。でも必要な会話のための時間はしっかり確保します。町内会の基盤になっているのはご近所さん同士の親睦だからです。
    • 「やらない自由」と「選べる貢献」:
      どうしても参加できない時期があるのは当然です。金銭で支える人、スキルで支える人、あるいは高齢者の方のように「見守りや知恵」で支える人。どんな形でも「地域の安全」という普遍的な価値に貢献しているなら、それは立派なメンバーです。

    この冬、あの温かい「おぜんざい」を復活させます

    そして、私がこの1年でどうしても成し遂げたいプロジェクトがあります。
    それは、しばらく途絶えていた「年末年始のおぜんざい振る舞い」の復活です。
    なぜ、今「おぜんざい」なのか。
    それは、効率化の先にある「本当の目的」を形にしたいからです。
    私は、ただ事務作業を楽にしたいわけではありません。
    寒い冬の日に、温かいおぜんざいを囲んで、「ああ、この街に住んでいてよかったな」と、誰もがホッとできる瞬間を取り戻したいのです。

    またこのプロジェクトは、一部の役員が苦労して準備するものではありません。

    「料理するのが好きな人」「当日の1時間だけ配るのを手伝ってくれる人」「SNSで宣伝してくれる人」「とにかく地域の人とつながってワイワイしたい人」etc…。
    そんな皆さんの「ちょっとした得意」と「スキマ時間」を持ち寄って、みんなで作るお祝いにしたいと考えています。

    そのために、あなたの「15分」を貸してください

    今まで「町内会に関わると大変なことになる」と、一歩引いて見ていた皆様。
    皆様のその「効率を大切にする感覚」こそが、今の町内会には必要です。
    無理な勧誘はしません。まずは、新しくなる仕組みを見ていてください。
    そして、「これくらいならやってもいいかな」と思えるタスクが見つかったとき、あるいは「おぜんざい、美味しそうだな」と思ったとき、ふらっと顔を出してください。
    熱心に地域を支えてくださる先輩方の「情熱」と、現役世代の「効率」が、鍋のように混ざり合ったとき、私たちの街はもっと住みやすくなると確信しています。

    結びに
    令和8年度の私の仕事は、皆さんに「仕事を割り振ること」ではありません。
    皆さんの「負担を取り除き、笑顔になれる場を作ること」です。
    至らない点も多いかと思いますが、おぜんざいの湯気の向こうに、新しい地域の笑顔が広がる未来を信じて、一歩ずつ進んでまいります。
    1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
    巻町内会長 桂川将典

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