令和8年度・坂巻町内会長に就任することとなりましたのでご報告いたします。
私がこの大役を引き受けるにあたって、目にしたのは「地域の限界」でした。8年まえに1度目の坂巻町内会長をしたときからすでに「役員のなり手がいない」「高齢化で組が回らない」「今のやり方ではもう無理だ」。そんな悲鳴のような声が、あちこちから聞こえてきました。
そしておりしもちょうど母が3組の組長で同じことが起きていました。新年度役員候補を組内からひとり推薦する必要がありましたが、高齢化した組で役員候補を出すことができなかったのです。
母から、どうしようかと町内会長に相談したという話をききました。ほったらかしにはできませんので、ひとまず母にはわたしの名前を書いて出しておくよう伝えました。そしてそのように提出してきたと母から連絡をもらった日に、現・町内会長からお電話をいただきました。
「次年度の町内会長、よろしくお願いします」
こういうときに答えることばは「ハイ」か「YES」だよ、と、かつて所属していたロータリークラブの諸先輩方からのありがたい言葉を思い出しました。役員は数年前からくじ引きというルールじゃなかった?と確認はさせていただきましたが、現・町内会長の悩みを聞き、わかりました。と承諾のお返事をして電話を切りました。
さぁて、こまったぞ(苦笑)
やりたいことはそれなりにある。困りごともわかってきた。じぶんが苦手な作業もわかっている。そしたらあとはどうしようか。そんな中で、普段からいっしょにゴミ拾いウォーキングに付き合ってくれている仲間たちの顔を思い浮かべると、まだまだいろんなことができる、だいじょうぶ、と不思議と思えてきました。
町内会のことがなかなかうまくできなくなってきた原因のひとつが、こうした人のつながりの希薄化にあると思わされました。そしてちょうどゴミ拾いウォーキングの仲間があって、解消されていたのです。
何をめざして、どこを変化させるか。
これまでの町内会活動は昭和のルールどおりに前例を踏襲してきましたが、その仕組みはとっくに限界を迎えていました。これからの町内会活動は、これまでのやりかたを変化させねばなりません。そしてその変化は、住民の方がストレスなく受容できるペースで変化させること、課題意識の共有からはじめること、また適切な分析のもとに、持続可能なエコシステムとして設計されることが必要であると考えています。
すでに神明社の総代や役員がぽろぽろと抜け落ちていっている状況でもあり、そのほかの地域役員も同様です。1年でやりきれることではないかもしれませんが、これまでの方々が良い意味で守ってきてくださったものを、次世代へバトンを受け渡していく、そのためのよりよいカタチを、ぜひ、いっしょに探してください。