選挙が終わってあっという間に2週間以上の時間が経過しました。選挙期間も育児に時間をずいぶんと割いていましたが、とはいえ4年に1回の選挙でもあり緊張感がありました。瞬間瞬間では界王拳つかったりスーパーサイヤ人になっていたので、その反動で選挙後は疲労感がじんわりと残っていましたが、いろいろなご縁があってデジタルトランスフォーメーションをきっかけに脳内はハイテンションのまま。
せっかくなのでその勢いで政策的に進めてみたいと思っていたことをやってしまおう!とこのゴールデンウイークをつかって毎日コツコツと準備をすることにしました。いまはまだ環境構築や協力を取り付けているような段階がほとんどですが、いまからまさにアジャイル的にどんどんと内容をリリースしていきます。
何をしようとしているのか
今回やってみようとしている取り組み内容については2012年~2013年ごろにすでに着想がありました。
当時の私の関心が向けられていたのは、山本理顕さんが書かれた「地域社会圏主義」という刺激にあふれた書籍の影響もあり、今でいうところの「シェアリング・エコノミー」。コワーキングスペースの勃興期として首都圏にはさまざまな事業体が創られていました。
2011年当時、政策的にも視座を深める必要性を感じており「新しい働き方ができる、創造、地域活性化」をキーワードとして視察調査を行いました。このときはコワーキングスペースとして渋谷のco-ba shibuya、シェアハウス「まれびとハウス」、ものづくりxCafeのFABCAFE、などを視察しています。
またこの行程にオープンデータやオープンガバメントについての学びを旅程に組み合わせ、東京大学とグロービズでセミナー参加もしています。この時は午後から2本立てのセミナーに多くの関係者がハシゴして、さらにそこから六本木の雑居ビルの中華料理屋で20名くらいの懇親会を午前2時近くまで繰り広げていました。日付が変わるころになってもまだまだ熱量もってしゃべり続けているテックベンチャーの起業家の皆さんがあまりにもタフで驚いた記憶もあります。そのときその場にいたメンバーが、今はデジタル庁や総務省の審議会などで活躍している方々になっています。
創造と挑戦をする場づくり
さてここまでちょっと記憶のなかに懐かしく埋もれていましたが、このときにひとつ、北名古屋市でやらなければならないな、と考えたことがあります。それは「創造」と「挑戦」ができるハードウェアとしての「場」をつくることです。そうした場をつくろうということを考えると課題もすぐにたくさん見えてきます。北名古屋だけでは販路や販促がまったくもって不十分。名古屋市内の事業体との連携は欠かせません。そんなわけで当時はとにかくいろいろな場に足を運んでコネをつくろう、という目論見でいろいろな交流会に足を運んでいました。
その当時に、こんなことやりたいんだよね、って話をしたとあるWebマーケティング会社の社長さんから、その取り組み面白そうだから頑張ってやってよ、というエールとともに、名前をもらっていました。もう10年近くまえのことになりますが、今回やっていこうと思っている趣旨にもピッタリだったので、この名前やロゴマークはそのままリバイバルしてもらうことにしました。
ミライコラボ – Future Collabolation Laboratory
当時の視察記録を読み返したところ、次のように書いてありました。
Co-baの中村さんに「名古屋にはこうしたコンセプトを新しく作れるひとがいない、いつも東京の二番煎じだ」と耳の痛い指摘をされました。方向性としてはちゃんと意義があるから、名古屋でも東京を驚かせるくらいのコンセプトを作ってほしい、頑張ってほしい、と叱咤激励を受けた
2012/03/28 視察報告書
今回、ミライコラボというテーマにそって様々な取り組みを行っていこう、という試みですが、従前のものとひとつだけ違うことを取り入れます。それはデジタル・トランスフォーメーションを推進する、という議員としての政策目標を実際の成果へと還元すること。行政、住民、産業の3つの柱にデジタル活用と住民本位の変革という横串を通し、新しい付加価値を創造すること。もちろんその目的は住民の幸福です。
ここからはやってみようと思っていることをどんどんとリリースするために走りながら課題に向き合うことになります。育児と必死になって向き合いながら手掛けていくのでペースが上がらないかもしれません。そんなときはわたしのこのコンセプトに面白いなと思ってくださったかたの参加と協力をいただいて加速していきたいと思っています。普段から仲良くさせていただいている方々には突然に難しいお願いをさせていただくことがあろうかと思いますが、どうか皆様ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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