35才の誕生日を迎え、多くのメッセージを戴きました。
本当はお一人ずつにお返事をしなければならないのでしょうが、いまのところ数が多すぎてお返事をすることができません。コピペするのも味気ないので、代わりに今の気持ちをこちらに正直に包み隠さず書きます。
皆さんからこのように一言祝っていただけて、ぼくは幸せものだなぁと感じています(^-^)
一方で、多くのかたからお祝いのお言葉をいただけているからこそ、なんというか、恐れのようなものも感じています。よい意味のプレッシャー、ですね。
でもそこから自問自答がはじまります(^-^;;;
自分は皆さんのご厚情に甘えているだけではないか、自分は皆さんに何をお返しできているのか、自分はどうしたらいいのか。そして地方議会・地方自治の現状はこのままでいいのか。
私たちの将来を明るいものに変えていくために、自分が何かできることはないかと考えて、地方議員となることを志してから早くも8年、もう8年が経ちました。
あせらず、しかし向上を忘れず、一歩ずつ着実に、しかし挑戦を怠らないこと。
最近はもっぱらこれを信条として活動していますが、誕生日を迎えるたびに、着実に自分は年齢を重ねていきます。
この1年の間に、いったいどれほど成長できたのか?
刻々と変わる社会情勢に、わたしのイメージする将来は適合できているのか?
そして、8年前の自分から見て、いまの自分は良い議員と言える人間になれたのか?
こんな自問自答をすると、やれなかったこと、やり残したこと、が頭に浮かびます。自分にはうそはつけませんから、だんだんと恐れが大きくなります。恐怖心があると、なかなか一歩を踏み出すことができなくなります。
そんなときに、僕に勇気を持たせてくれる言葉があります。初めて市政に挑んだ際、お伺いしたある一軒のお宅で、初老の方に言われた一言です。
「議員の仕事とは、改善を無限にくり返しつづけることだ。無限にくり返し続けるというのは、たいへん苦しい道だよ。がんばりなさい。」
あせりは継続へ、やり残しはきっかけにして、再び歩めばいい。
今日の失敗は次の成功の糧にすればいい。
そして成功したときには、みんなで喜べば良い。
自分の市議としての仕事は、そんなふうにして、一緒に喜んでもらうことができる仲間がある、という僕の勝手な妄想(?)に過ぎない意識によって支えられているんです。実はね!
僕の大好きなシンガーソングライター中島みゆきさんの「糸」という歌の詩に、次のような言葉があります。
「なぜ、めぐり逢うのかを 私たちはなにも知らない ~ 縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます」
人生、良いときも悪いときもあります。でも、どんなときでも、必ず回りにいる誰かが助けてくれました。ご縁のおかげで今があります。
最後に改めて、みなさまとの出会いにこころから感謝します。
そして、市議の桂川将典として、これからも堂々と壁にぶちあたりたいと思います!
ではまた!!!
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