街頭演説で必ず話すのは、小中学校の英語教育のなかで「話せる英語」を実現したい、ということ

今朝は地元の徳重名古屋芸大駅からスタートしました。出勤前の皆さまに挨拶をしながら、私の考え「ベッドタウンから文教都市へ」をお伝えしてきました。今日は午後から雨との予報でしたから、午前中は目一杯、街頭演説をしよう!と9:30のナフコ開店から始め、そして北へ。熊之庄を中心に自転車で遊説してきました。午後からは休憩を予ねてボサボサになってきた髪を切り、そして鹿田~西春駅までの住宅街のなかで遊説してきました。

なかなかお聞きいただける機会がないかたにもブログでお読みいただけるよう、街頭でいつも話している英語の話題を今日のブログの記事にします。今日もくたくたですが、寝る前にブログだけは更新するのだ~~~!と気合で書いています。是非ご一読ください。乱筆・乱文はなにとぞご容赦を。

街頭演説でいつも話していること

50年後、人口減少と高齢化の進展は避けられない。北名古屋市もこのままいけば、65歳以上の高齢者が4割近くなると予測されています。このまま手をこまねいていたら、少しずつまちの元気が失われていきます。

これをどうするか?

私が選挙を通じて皆さまに訴えているのは、未来から逆算して、今から何をするべきか、できれば市民の皆さまにもいっしょにお考えいただきたい、ということ。

そのためにまずは今の北名古屋市の姿を皆さまに分かりやすくお伝えするところからお話しさせていただいています。

未来の予測から逆算して、今の強みを生かすことを考える

現在の北名古屋市の強みは、教育、中でも特に中学生の英語力が全国トップクラスだということ。

私はこの強みをさらに伸ばして、北名古屋市が50年後も元気なまちであることを考えています。

柱のひとつは、子どもたちの英語教育。

使える英語、話せる英語をこの北名古屋市の子どもたちに身につけさせてやりたい。

この3月に卒業した北名古屋市の中学生で英検3級相当の力があると認められた生徒の割合は57%。この比率は全国トップクラスの成績。しかしながら英検3級程度ではスラスラ話せるレベルには達していません。

グローバル化が進むなかで、市内の中小企業でも当たり前に海外との取り引きをしている。そんな社会に子どもたちが出て行ったとき、英語で困らないようにしてあげたい。

受験英語ではなく、使える英語教育を目指そう

われわれの世代の英語教育はまさに受験英語。読むことと書くことばっかりやってきた。これではなかなか英語が自由に話せるようにはなりません。英語が話せるようになるには、話すための練習が必要です。

文部科学省も読むことと書くことの他に、聞くことと話すことの訓練が必要だと、ずいぶん前から英語教育の指導方針を打ち出しています。そして小学校3年生からの英語教育を平成32年からスタートさせることにしました。北名古屋市では本年、平成30年度から小学校3年生の英語教育をスタートさせました。国の目標を2年先取りして実施することにした。でもまだお隣の韓国・中国・台湾。彼らの国では2000年代初頭から小学校の英語教育をスタートさせてきています。そこから比較すると日本は10年以上、後れを取っている。

そしてまた、これまでの学校教育のやり方を低学年からスタートさせたところで話せるようになるには難しい。外国語が自由に話せるようになった友人たちや、私自身の経験からも、英語の教え方を根本的に変えなければ、話せるようにはならないと感じている。

5ラウンドシステムによる「話せる英語」教育の導入を目指す

わたしはどうせなら、この小学校・中学校の学校教育の中で、より効果的な教育方法がないか、と調べてみたところ、横浜にすばらしい、とてつもない成果を上げている公立の中学校が1校あった。(参照:学校教育でもう一歩すすんだ「話せる英語」を身につけられるようにする

5ラウンドシステム、と名付けられたこの学校の英語教育の取り組みは、すさまじい成果をあげています。中学校3年生にも拘わらず、高校1~2年生程度となる英検準2級以上の力をつけた生徒が86%にもなる、学年のほとんどの子が、高校生レベル。圧倒的な成果がでている。

この素晴らしい英語の教授法をぜひこの北名古屋市に取り入れてもらいたい。北名古屋市に生まれ育った子どもたちに、同じカリキュラム、同じ検定教科書を使って、大きな成果がだせる英語教育を施してあげたい。

孟母三遷の教え

もし北名古屋の子どもたちが将来、英語が話せるようになっていたら。

北名古屋市の学校で学んでよかった、と思うでしょう。

そんな彼らも子育てをする時が来ます。そんなときに、北名古屋市の学校で学ばせてあげたい。だから北名古屋市で子育てがしたい。北名古屋市に住みたい。そう思ってもらえたら。

中国に「孟母三遷の教え」という故事があります。子どもの教育のために3度引っ越した母の逸話です。

このまちに生まれ、育ち、そして社会にでた彼らが、戻ってきたいと思ってもらえる北名古屋市でありたい。わたしはそう考えています。

選挙でみんなは何を選んでいるの?

戦後の焼け野原だった日本を、こんなにも豊かな国にしてくださった先輩方。そして、この豊かな日本で育った私たち。この私たちが、どんな未来を子どもたちに受け継いでいくのか。皆さまにもぜひお考えいただければと思います。

わたしは私の考えをお伝えし、各候補者の考えを聞いた皆様に、どんな未来がふさわしいのか、お選びいただくのが選挙だと思ってます。

皆さまに私の考えがご賛同いただけますかどうか。よろしければまた皆様のお気持ちを私にお聞かせいただければと思います。


街頭演説ではこの「話せる英語」テーマは必ず話しています。それ以外にも2~4つぐらいのテーマで話しています。演説1か所で30分くらいはしゃべってしまいます。

そのために街頭演説がしやすいように、自転車を選びました。車だとどうしても交通の邪魔になってしまう。連呼も意味がないのではないか、と思っています。だから選挙カーを使っていません。

選挙カーなし、雨にはめっぽう弱いながらも、今日も天気の合間をぬって、喉が枯れるまで話してきました。

わざわざご自宅から出てきて聴いてくださった方もありました。お話し聴いてくださいまして、ほんとうにありがとうございました。

しかし今日はちょっとオーバーペースでした。喉がすでに枯れてしまって、明日からちゃんと声が出るかどうかほんとうに心配です。なんとか最終日まで頑張ります。どうか最後まで、みなさまご支援ください。どうぞよろしくお願いいたします!

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コメント

    • 丹羽つきえ
    • 2018.04.13 10:55pm

    毎日ご苦労様です。今日は西春駅にいらっしゃったようで・・・息子が「英語教育がなんとか・・っていってたよ」と!すぐに桂川さんだと思いました!
    子どもたちも見ているんですよね、私たち大人が何を思い決断するのか。
    あらためてどんな未来を残してあげられるのか・・・あと一日、じっくり考えたいと思います。 のど、大切に、がんばってください。

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