名古屋市との合併には反対の理由。

私は名古屋市と北名古屋市の連携強化には賛成派です。公共施設の配置の最適化、交通機関の整備などで協力し合えることはあります。しかし、北名古屋市の市民にも行政にもメリットが無い合併には意味が見出せないので反対です。

今朝の中日新聞記事「北名古屋市議選 立候補アンケート」では、合併について、根拠のないおかしな意見をさも本当のように書いています。

合併効果について、新聞記事では、住民ニーズにつぶさに対応するためにという意見を効果的な意見であるという雰囲気に記事を仕立てていますが、これは事実とは異なります。

合併で細かい住民の声(ニーズ)は届かなくなり、潰されます。これは平成の大合併の効果検証(総務省)に明記されています。

名古屋市に編入されると西区役所北名古屋支所になりますから、たかだか出先機関となるわけです。北名古屋市の現在行っている業務、このうちおおよそ窓口業務以外はすべて無くなります。

それで北名古屋地域の住民ニーズに、どうやって対応することができますか?

だから私は「名古屋市は財政硬直化が著しく、インフラ整備などでの支援は期待できない。」ことをまず最初に説明しました。

さらに北名古屋市地域での行政機能は、すべて西区役所に集約されます。

北名古屋として自立し、自ら考え行動することができなくなります。

このような吸収・合併によって北名古屋市に何の効果があるのか、賛成派の方に反証をいただきたいと考えています。

中日新聞記事のアンケート内容について、桂川の意見をより詳しく理解したい方はぜひ下記リンク先をご一読ください。

【中日新聞アンケートへの違和感】北名古屋と名古屋の連携・合併に関して/

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